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5、カタチ。


そして無限で様々な表情や仕草といったものが、このような情緒の現われに過ぎず、従って、情緒自身の無限のあり様と見え方といったものを表現しているのである。ということは、やはりそれは、現実の世界の実際の出来事の原因や理由とは別のものと言わざるを得ないのである。

そしてまたそれは、様々な情緒の精神状態といったものを、このような現実の自己の表情や仕草でもって表す他に無い、ということなのであって、このような意味でもそれは現実の世界とは別のものと言わざるを得ないのである。

それは自分の中から、自分の外に向かって映し出された表現の形式に過ぎないのである。そしてこれを自分の中で映し出された現実の現れと勘違いしているのである。

戻る。                続く。

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2019-0624-0725A