index< 日誌 <s設定< 24b-02「気質の性向」p4 |
感覚 ⇒ 認知 ⇒ 判断 ⇒ 行為といった全体としての流れの中で、その内のどれか一つでも刺激があると、それだけで前後の隣り合う身体組織が反射的に動きだす、ということである。たとえば驚いたときとか、とっさのときなどがそうである。手や足や身体全体が勝手に動きだしている。 そしてまた、そうしたことの繰り返される常習化によって、本来の現実にあったはずの目的や原因といったものからズレて行く。本来あったはずの目的から切り離されて、それだけで自己目的化する。言い換えると、別の目的と意味を持つようになる、ということである。 表情や仕草といったものが、それだけで独立して、それだけで、それが本来持っていたのとは別の意味を持つようになったのである。つまり、抽象化された象徴と化して、そして何らかのサインのスイッチとして記号化されたのである。 |