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6、反対のポーズ。


以上は、ある動作といったものが完結終了し、あるいは中断し、または途中で解消し失われた場合である。しかし、これがもっと進んで、正反対の動作へと移行する場合がある。そしてこれが意図的で意識的な拒否・拒絶・否定などの、反対する意思のポーズなのである。

たとえば、内転筋が働いていたとすると、これを途中でやめて外転筋が動き出すということである。あるいは、挙筋が働いていれば、これが中止されて下制筋が働き出すということである。

注意すべきは、これら外転筋も下制筋も身体の通常のポジションに戻るのではなく、反対の離れるという動きだということである。この意味では、身体的には多少とも不自然な動きなのである。そして同時にまた、それは意図的で積極的な行為の動きなのである。

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2018-0630-0707