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2、同じでない。


現実の世界に同じものなどないのである。地理的条件によって、また歴史の経過によっても常に変化し続けているのである。

しかし、このような些細な誤差といったものが、時と場所によって重大かつ決定的な意味を持つことがある。そしてこれが現実の世界において、生存の競争と自然選択として作用し、生き物たちを支配してきたのである。

しかし、ささいな違いといっても、そうしたことは、どのような個体にも存在するし、なおかつ無限の多様さでもって存在する、潜在的な可能性とでもいったものなのである。

戻る。                続く。

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2018-0630-0707