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2、定形化されるサイン。


あるいは、そうした現実の仕草や表情といったものが、それだけで象徴化したサインとなって、何かしらの行為へと促がすスイッチになっている。そしてこれが何かしらの行為のパターンとして、ルールやマナーの定形化された仕草と表情となって表現されているのである。

この場合、このような表情や仕草の定形化された作法といったものは、もはやその本来の意味が忘れられている。それは本来の意味からは切断された、象徴的な意味だけが別の意味を持った、何かのサインと見なされている。

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2018-0630-0707