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3、システムの共有。


数千数万年の昔、当初は本能や習性に過ぎなかった表情とポーズといったものが、現実の世界で自分を確かめるものとして、どうしても必要で、なくてはならない存在の条件となっているのである。

社会の中での自分の居場所と理由を示してくれる、必要不可欠の条件となっているのである。ただたんに相手に対して自分を示すだけでなく、自分が自分を見い出し、自分に納得し確かめるための手段になっているのである。

それは現実の世界での自分と他者との関係のことを言っているのである。自分も他者も同じ「種」としての人間である以上、同一の肉体上のシステムと原理といったものを共有しているのである。(そうでないと同一の種であるとは言わないのである)。

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2018-0630-0707