index< 日誌 aj情緒< 24b-12「情緒の自己了解」p5

3、対象。


だからまたそれは、自分ではどうにもならず、それを自分の外へ、現実の行動へと出て行かざるを得ないのである。そしてこれが情緒の表出であり、感情の表現なのである。

しかしまたそれが、その原因も理由も対象も、いまだ定まらず不明のままで、ただ自分がいたたまれず、どうにもならずに、どうしたら良いのか分からないのである。要は、このような情緒の対象と理由が必要なのである。

そしてそれは、現実の自分自身のすがたに求めなければならない。そしてこれが自分自身の表情であり、ポーズなのである。

戻る。                続く。

index< 日誌 aj情緒< 24b-12「情緒の自己了解」p5
2018-0707-0710