index< 日誌 < aj情緒 < 24b-26情緒@ 「存在のカタチ」p6 |
何かが新たに生成されること自体が、それがいずれ消滅することが、あらかじめ約束されている。それは時間と空間の中でのみ成り立つ概念の世界に過ぎないのである。 このような条件の下での生存のための方法といったものが、あらかじめ方向づけられている以上、この意味で、それを特定し絞り込み、予測し、たどって行くことも出来るし、予想することもできるのある。 おおまかであっても、それを確かなものとして定めて行くことが出来るのである。たとえ現実にいまそれがあるのかどうか確かめることが出来なくても、すでにそれがあるものとして非常に高い確率で予測することが出来るのである。それが兆候や前兆として、あらかじめ知られてくるのである。 |