index< 日誌 < aj情緒 < 24b-26情緒@ 「存在のカタチ」p6 |
原因と結果といった様々なつながりの因果関係の中から、出来事の秩序と原理、その変化の流れといったものを理解し想定することが出来るのは、このためである。 たしかに、「特定」するというのは、人間の観念の世界だけの作業であるけれども、しかし、それにもかかわらず、それはそうやって物事の本質を見定めて行くことが出来るし、絞り込んで限定して行くことが出来るし、そしてそれを確かなものとして確かめて行くことが出来る。 そして、このような予見や予測に基づいて、そこから、これを現実の世界に探し求め、そしてこれを現実に存在するものとして確かめることが出来る。そしてこれを特定とは別の意味で「確定」と言っているのである。始めに特定されて行って、そして最後にそれが確定されるのである。 |