index< 日誌 < aj情緒 < 24b-27情緒② 「続、存在のカタチ」p9 |
自分の肉体は、自分でもどうにもならない、自分が生まれる前からすでに与えられたカタチなのである。そしてこの肉体を離れたところに自分は存在しないのである。 しかし、それだけではない。むしろ、それ以上にこの肉体がもたらす、肉体の動きのその「仕方」が問題なのである。肉体の役割と機能の作用の「仕方」が問題なのである。 顔の表情がそうであり、身振り立ち居の振る舞いの作法といったもの、身体の反応の仕方がそうであり、あるいは蓄積されて来た肉体の条件反射の特性がそうなのである。 |