index< 日誌 < aj情緒 < 24b-27情緒A 「続、存在のカタチ」p9 |
しかし、これは自分の肉体の特性に基づくものではない。それはむしろ肉体の中で繰り返される、馴れと無意識の反射作用といったものの、数百数千年に渡って反復継続されて来た繰り返しの、堆積の上に成り立っている。 この「繰り返す」ということ自体が、その中に繰り返しの必然性とその秩序と原理を示しているのであって、それ自体が一つの完結し自律した反応の「型」を作り出しているのである。 生理や神経、筋肉や内臓の作用と営みといったものに、一つの独自で固有の「仕方」といったものを生み出しているのである。 |