index< 日誌 < aj情緒 < 24b-27情緒A 「続、存在のカタチ」p9 |
それは物理的というよりも、むしろこの物理的な身体の構造から生み出される、機能の仕方のことを言っているのである。このあらかじめ定められた枠の中での、好みやクセの傾向のことを言っているのである。 機能そのものではなくて、それが実際に営まれ動作する、その方法や仕方の個性や性向のことを言っているのである。それが現実に機能する条件の相性のことを言っているのである。 自分自身の肉体のことではなくて、この肉体が現実に生きて機能する、肉体内部の営みのことを言っているのである。肉体の内部構造そのものというよりも、この構造の中で繰り広げられる具体的で現実的な生理の作用のことを言っている。そしてこれが、つまり、情緒の世界なのである。 |