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5、肉体の記憶。


それは、自分の中の気質や気性、性格がそうなのであり、それは、いままで述べてきた「同じことの繰り返し」の日常の中で取得されてきた、情緒の特質なのである。

それは自分自身の肉体内部の生理と神経の反射作用の結果なのである。そしてこの生理の反射作用自体が、永く蓄積され保存されて来た自己の経験の記憶そのものなのである。

だからまた、このような自己の生理の作用をたどって行って、祖先が生きてきた祖先の記憶を目の当たりにしているのである。それは同時に祖先のタマシイでもあって、そうした自己の情緒の世界を見ているのである。

戻る。                続く。


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2018-0710-0715