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2、係わりのない世界。


そして、この「十分である」というところで思考が途切れている。それ以上は、私たち人間にとって必要でないもの、無意味なもの、知り得ないし、知る必要もないもの、それは私たち人間にとって係わりのない世界だからである。

人間は、自分にかかわりのない世界のことを知りようもなく、また、それに気づくこともあり得ないのである。それは人間にとって、見ることも、知ることも、理解することも不可能な世界なのである。

戻る。                続く。


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2018-0710-0715