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そうして身体はゆるみ、そして開き、胸も開いて心臓の心拍も呼吸も大きくなる。カラダが外に向かって開いている。意識も思考も現実を捉えていて、明日を見ている。身体の中の動きがそうなのである。 何かしらの目的や理想を探し求め始めている。身体の営みといったものが、それを求めているのである。筋肉や内臓の動き、分泌腺の働き、そして自律した神経と生理の営みといったものが、それを求めて否応なく動き出しているのである。 これは当事者たる本人の意志とは係わりのない、肉体の生理の世界なのであって、そしてこうしたことが、現実のほんの少し先の世界を「水色」の世界として表現しているのである。 |