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このような感覚の世界、このような意識と現実との接点。それらが互いに行き交い、交流し合い、入り混じり、錯綜し、乱反射を繰り返しながら、現れては消えてゆく。そうした無秩序と混沌としたカオスの世界なのである。 だからまた、捉えどころがなく、知りようもなく、理解もしようがない。そうした無意識の世界なのである。そうした意識以前の世界にならざるを得ないのである。そして、これが私たち人間を支配しているのである。 意識でも現実でもなく、精神でも肉体でもなく、それらとは別の次元の、別の世界での出来事なのである。あるいは、その両者が互いに行き交い、交流し、混じり合ったところの、この両者の接点となっている場所のことなのである。 |