index< 日誌 ar象徴< 24b-60コミュニケーションD 「乗っ取り」p8

4、目印し。


しかしまた、そうしたことを視点を変えて別の世界からながめて見ると、それは、人間の表情や仕草、習性などがそうであり、そしてまた、宗教や社会システム、政治体制などにもそのまま当てはまることなのである。

それらはすべて人間の観念の世界が作り出した現実なのである。つまり、言い換えれば、真理や真実、常識などと言っても、やはり象徴や符号に過ぎず、何らかの意図や行為へと強制する目印し、サインやその記号に過ぎなかったのである。

私たちが生きて、感じ、信じているもの自体が、このようなかつては信じられていたもの、そしていまとなっては忘れられ、失われ、気づくことも思い出すこともなくなった、、そうした、かつての失われた記憶の上に成り立っているのである。そしてこれが無意識の世界なのである。

戻る。                続く。


index< 日誌 ar象徴< 24b-60コミュニケーションD 「乗っ取り」p8

2018-0725-0811