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表面上、宗教や信仰を信じているように見えるし、信じていると主張もするが、その実、何も信じていない。信じる以前のところで、信じるものが自分の中に無いからである。自分の中に自分の考えといったものがないからである。 自分の良心というのが無い。良心とは、自分で自分を省みて、自分自身に問いかけることである。自分が自分に対して主人であるということである。そして、これが無いのである。 だから反省のしようもなく、自分で自分に問いかけるといったこともない。信仰がないというのは、このことなのである。 |