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2、型式の概念。

ここでその形式を「型式」として表現するのは、形式自体が目的と方向を持つようになると、形式の範囲が限定されて行って、それ固有の特殊なパターン化された形式、すなわち、形式自体が自己目的化した一つの「型」として統合される。

これが表情や仕草、それに文化や習慣の「型」なのである。それは、このようなパターン化された形式全体が目指すところの指向性なのである。

形式を一般的という意味で捉えると、この形式が、その目的の範囲と方向を持つに至った特殊なものが「型式」であると言える。型式自体が自己完結した目的と指向性をもつのである。形式自体を一般的な共通の概念であるとすると、型式は特殊な限られた概念なのである。文化の「型」とは、このことである。

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2018-0825-0902