index< 日誌 < y肉体 < 24c-06種の記憶A 「歴史上の概念」p8 |
しかし、生き残るというのと存在理由は全く無関係である。それは、その種の存在の仕方なのであり、歴史なのであり、そしてまた、そうした意味といったっもが、その種のタマシイなのである。そして、これをもってその種の存在理由などといっているのである。 だからまた、自ら進んでその肉体の存在を捨てることも十分にあったのである。自己のタマシイといったものが、自己の現実の存在を否定するのである。そうして否定することによって、タマシイはタマシイとして永遠に生き続けるのである。 |