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7、拒絶。

従ってそれは、肉体が「生き残る」というのと存在理由は本来関係がないことなのである。だからまたそれ自体が偶然なのである。そしてそれがこの種の存在理由になり得たこと自体が偶然なのである。

そしてまた、このような存在理由であるがゆえに、自らを全うし尽くして自分から進んで絶滅して行く、そうしたことが十分にあり得たし、そして実際そうだったのである。

自己のタマシイ、存在理由といったもが自己の肉体の生存よりも優先される、といったことが十分にあったのである。自分から進んで生き残るのを拒絶することも十分にあり得たのである。そして、それはまた、自己の存在理由が自分をしてそうさせるのでる。

戻る。               続く。


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2018-0825-0908