index< 日誌 < l見えないもの < 24c-100カタチなき精神 「虚ろ」p5


2、サイン。

それが、何かしらのサインと化したスイッチとなって、自分の中で条件反射として作動しているのである。たとえば恐怖の際の「ふるえ」がそうである。 何の意味も役割も効果も無いのに、無意識に、むしろ有害ですらあるのに、自分の意思に反してまで、肉体が勝手に動いて「ふるえ」ている。

つまり、理由の有る無しに係わらず、どこかで繋がり合って連動しているのである。このような無意識の反射的な、肉体内部の動きと言ったものは、未知で得体の知れない自分の中の情緒の世界に、「震え」というカタチを与えている。
戻る。             続く。


index< 日誌  l見えないもの < 24c-100カタチなき精神 「虚ろ」p5
2018-1010-1122