index< 日誌 < y肉体 < 24c-12種の記憶G 「外の世界」p6 |
しかし、このような自分でも解らない未知の世界というのを、異なる別の次元から迫ることはできる。次元の異なる別の世界の言葉とイメージでもって、それを表現するのである。実は、実際その通りなのであって、未知の世界とは、実はこのことなのである。 そしてまた、それは次元が異なるがゆえに見える世界なのである。異なる次元のものに変換されたのである。だからまた、異なる次元を通してのみ見えてくる世界なのである。 同じ世界の住人からすると、それは中からは見えず、外からでしか見えないのであって、それを見ようとするならば自分が外の世界に出て行かねばならないのである。 それはちょうどタマゴの中や、万華鏡の中の世界と同じで、壁の外に出て見ないと何も見えて来ないのである。同じ世界からは、それが同じものとしてしか見えず、それを外から見て始めて、それとは異なる世界が見えてくるのである。 |