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6、非現実。

そして、同時にそれは、自分自身の苦悩といったものが、非現実的なものに根差していることを示唆している。そして、それを解決する方法といったものが現実の世界になく、それはただ自分自身の観念の世界に求めるしかなかった、ということを意味している。

観念とは現実に対する意味づけであって、そしてこの現実というのが、自分にとって限りなく意味不明なものになっている、ということなのである。だから何の因果関係もない、衝動的で本能的な、感情の気まぐれな移り行きとして表現されているのである。

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2018-0908-0913