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叫ぶときに目を剥くのは、なるべく相手をくわしく見ようとして、なるだけ大きく目を見開く。しかし、それだけでなく、見る側の本人の感情とそれに連動した生理の状態が大きく作用している。 感情が激高すると頭部に血液が充満し、その圧力が眼球を外へ押し出そうとする。また、充血した眼球は白目を赤く血走らせ、また、コメカミの血管を太く浮き上がらせる。俗に言う、青筋を立てた状態となる。 ちょうど唇(くちびる)の両端から ⇒ 頬(ほお) ⇒ コメカミ ⇒ 側頭部頂上へと湯気が立ち昇り、「鬼の角」が生えたような形相になる。 |