| index＜ 日誌 ＜ u列島 ＜ 24c-26種の記憶⑲ 「続、武士道」p7 |
| しかしまた、そうしないことには、いわれなき後ろ指と陰口、捏造とでっち上げの村八分によって、どうせ生きて行けなくされる。経済的にも社会的にも絞め殺されるだけである。ならば、自分から進んで自分を始末した方が潔いというものだ。 この世界自体が、もともとそのように出来ているのである。誰も傷つけず、周りを汚さず消えて行く。だからそれが美しく貴いのである。要するに「自分たち」の都合だけなのである。 そして「自分たち」とは、群れて迎合するだけが取柄の、平均的・一般的な大多数の普通の日本人のことなのである。自分の考えを持たず、迎合して周りに合わせて群れるだけを常とする、普通の人々のことなのである。そしてこれがこの世界の成り立ちなのである。 |