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3、情緒のパターン。

現実世界のもののカタチや景色、そしてその物語りや歴史といったものが、このようにして自分の中で意味づけられているのである。感覚の感じ方や思考のパターンがそうなのである。無意識の記憶の世界がその舞台と背景を提供していて、それがこの現実の世界にカタチと物語りを生み出しているのである。

知らず、思わず、気づかないまま、無意識の内にそうした情緒のカタチといったものが自分の中に入って来ていて、そしてまた自分も、そうした行動と表情やポーズでもって、自分を表現して行くのである。

そうやって自分自身の中にあって、モヤモヤして居たたまれず、訳の分からない情緒といったものを目の当たりにするのである。そうして情緒にカタチが与えられ、自分というのが表出され、また、そうやって自分に納得し、自分を確かめようとしているのである。

戻る。              続く。

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2018-0915-0923