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4、正体不明なイメージ。

目に見える現実の世界といったものが、どこからでも、どんなものからでも、どんなものにでも自在に見えてくる。千変万化するおぼろげな幻のように見えてくる。

実際に見ている景色の、その中の点や線の印象や、そしてその明暗やレイアウトといったものが、それらが互いに自在に繋がり拡がって浮かんでくる。そしてその多くは、自分の中の未知の得体の知れない記憶の世界が映し出したものなのである。

無意識の記憶が、このような得体の知れないイメージのレイアウトとなって浮かび上がって来ているのである。

戻る。              続く。

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2018-0923-1002