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6、無意識の世界。

このようなわけで、私たちが見て触れて感じるもの、あるいは意識したり行為したり、そしてまた、その習慣や馴れ、迷信やタブーといったもの。そして宗教や神話といったものも理解されてくるのである。

さらに言うと政治体制や社会システムもそうである。始め何かの馴れからそうなったのが、習慣となり、オキテとなり、そうして生活のスタイルとなり、やがてそれが自分と自分たちのシステムを作ってゆくのである。

そして、こうしたことは無意識の世界での出来事であって、自分でも気づかず知らぬままそうしているのである。それは自分の中の潜在的な隠れて沈んだ忘れられた世界なのである。そしてこの舞台の上で日々の生活が営まれているのである。それは人間が生きている世界の背景であり、下地なのである。

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2018-0923-1002