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だから肌と肌が限りなく接近した色、感情的な赤い血の色でもなく、白や黄や黒などの肌表面の色でもなく、それらの中間の色、すなわちこれが「ピンク色」なのである。それは人体の肌の血色の色なのである。限りなく接近していって、そして透けてしまった、そんな色である。 そしてまたこれが、表面が脂肪で拡散反射してボヤケた肌の色、すなわち、これが女性の肌の色である。ボヤケることによって現実から離れていって、そして幻想と夢の世界を見ている。 また、肉体の表面というのが丸みを帯びた曲面のみで、直線と角が無い。そしてこれが女性的であるというのは、それが湾曲した華奢で豊かな肌表面が、無理のない柔らかで穏やかな、そして優し気で優美な、緩やかに拡がって行く曲面として表現されているからである。 |