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4、現実のカタチ。

しかし、そうしたことは自分自身を規制する限界と境界線なしには、成り立たない世界なのである。だからまた、このような自分にとっての現実を「時代」とも言っているのである。

だれも時代を越えることも、時代を越えて存在することも出来ないというのは、このことなのである。時代とは、そこで生きている人間の現実のことを言っているのである。

それは、現実の中で生きるための条件と制約のことを言っているのである。そしてそこから離れたところで、人間は生きて行けないのである。そしてそれは要するに、現実を生きている人間のすがたカタチがそうなのである。その身体の構造と機能がそうなのである。
戻る。             続く。


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2018-1010-1122