index< 日誌 < s設定 < 24c-95象徴の世界 「限界」p8 |
結局、可能性は自分自身の中にしかないのである。あるいは、元々そうした可能性が自分には無かったのである。あるいはまたそれが、自分の性に合わなかったり、適うものでないとすれば、やはり滅ぶしかないのである。または、そうまでして生き延びたいとは思わないのである。 そしてまた、この場合、滅ぶということが「自分らしさ」の誇りとプライドになっていて、それが自分たちのタマシイであり、自分たちのアイデンティティーであると信じているのである。 しかし、仮に自分が他の者に変異するとしても、自分自身の中に変異の動機と要因の基になるものが無ければ、変異など起こりようがないのである。変異にも、その元になる素材と要素が必要なのである。しかし実際には、たいていコピー&ペーストだけでナリスマシている。 |