index< 日誌 < z自意識 < 24c-98象徴の世界 「自意識」p7 |
そしてこれが自分の自意識なのであって、そしてこれを世間に対して認めさせようとしているのである。そしてこれが自分の立場であり自意識なのである。それは、認められて当然であるし、そしてまた認めさせなければならない、この世界の秩序と良識であると信じているのである。 だから服も車も高級でゆったりして落ち着いた、それを身に付ける人の風格が漂うようなものが好まれるのである。そしてこれが自分の自意識であり、社会的地位と立場の象徴であると信じられているのである。 そしてこれが、世間が守らねばならない常識なのであって、社会的地位とプライドであって、そしてこれが自分の自意識となっているのである。自分は何をしたいのか、どうすべきが、どうあるべきかなどといった自己の内面に関することが何もないのである。あくまでも他人から見た自分でしかないのである。 |