index< 日誌 < l見えないもの < 24d-03「錯覚・たましい」p3 |
自分の中で触れて感じて響き合い、揺り動かされ、そして呼び覚まされ、何かに目覚め、そして動き始めている。 こうしたことは自分でも意識されない、本能的で反射的な無意識の世界である。自分の奥底の中から、何か得体の知れないものがさ迷いでてきている。しかし、それがいった何なのか自分でも分からないのである。 自分のことなのに自分でも意識されず、コントロールもされず、その必要もなく、そしてそれが何一つ思い通りにならず、こうした肉体の作用といったものが、自分の意識の拘束から離れて、自分勝手に肉体の都合だけでさ迷い出て来ているのである。 |