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2、見えにくい。

それは要するに、自分自身の肉体を動作前の元の状態に戻すための動作のことである。普段の日常の自分に戻るということである。それは何か意図的な行為の後には、どうしても必要な身体の動きなのである。

何か行動する。いま居る状態から何か違う動きや行為をしようとする場合、その直接の見える動作だけでなく、それを支え制御し裏付ける様々な関連する動きといったものが、あらかじめ、そしてまた実際の行為中にも行われている。

ただそうした付随的で間接的な作用といったものが、見えにくいということなのである。外から見ると、それらが全然関係のない動きのように見えてしまう、ということなのである。また、それらは実際に外から見えにくいものなのである。
戻る。             続く。


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2018-1022-1027