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4、一人歩き。

象徴がそうである。何かしらを暗示し予想させるサインや目印しとして記憶されていて、それだけでスイッチされて、条件反射的な馴れや習慣として繰り返されて行くのである。

そしていつしか、それが持っていた本来の意味や理由といったものが失われ、やがて自分が誰か分からなくなる。自分の意味や理由といったものが失われているのである。

それが本来持っていた意味や原因から切り離されて、それ自体が何か別の自律した意味と原理を持つものとして、自分を支配しているのである。私たちは、そうした暗示と象徴、印象と、無意識の思い込みの世界を生きている。
戻る。             続く。


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2018-1022-1027