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つまり赤面は驚き、ためらい、そしてそれが気になって気分が高まり、その結果、顔が赤くなるのである。しかし、それが呆然としたままで、どうしたら良いのか分からず、そしてそれが、どうにもならないと悟ったとき「蒼白」になる。気分が落ち込み放心し固まる。気力もやる気も何もかも失い、身体活動を放任し停止した状態である。 だからまた、日本のオバケは蒼白な顔と肌色でもって現れる。身体全体の筋肉や神経の活動が停止し、そうして心拍は弱く滞り、筋肉はゆるみ、神経と血流の作用は停止して凍りつく。つまり、顔と身体そのものが蒼白なのである。 |