index< 日誌生理的情緒< 24d-30「情緒のリズム」p6


4、自意識の根源。

すがたカタチは変わっても、その原理や秩序が同一のものであり続けるのである。そのようにしか成れないという意味でそうなのである。その歴史的な文化というのがそうなのであって、そしてまた、それを存立させている地政学的条件がそうなのである。

しかし、もしもそうでないとしたら、つまり、同一の者でなくなるとしたら、その時点で、それはもはや同一の民族であるとは言えないのである。自己が同一である、同一の自意識の下にあるとは言えないのである。

もはや自分が他の者に入れ替ってしまっているのである。しかしまた、言い換えると、それはそれでまた、新たな民族の出現を意味しているのである。

戻る。             続く。


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2019-0624-0725