index< 日誌 < z自意識< 24d-38自分はだれか 「条件」p6 |
いつまで経っても、自分が自分を意識する自己意識というのを自覚することが無く、その必要もなく、またそうした場面や動機といったものが存在しない、そうした世界である。従って自意識というのが、ただひたすら外へ向けられた表面的で外面的な体裁だけのものとなる。要するに、見栄と世間体だけの世界である。 それは表面的には、自分は普通であること、上下の中間に位置する者だということである。自分は他人よりも上でも下でもなく、ちょうどその中間、つまり普通であるということである。そしてまた、そうでないとこの世界では生きて行けないのである。 中間だから、上でも下でもなく生きて行けるのである。上の者から理不尽なことをされても、それをそのまま下の者に返せば良いのである。そうすることで自分は何も傷つかずに済むのである。 そしてこれが普通の中間の人々の立ち位置なのである。自分が上の者だからといって責任を取らされることもないし、下の者だからといってイジメられることもないのである。 |