index< 日誌 < 2av表情< 24d-50緊張と解消 「精神のすがた」p7 |
呼吸もまたそうである。そして身体全体としてもパニクっている。バランスと順序がメチャクチャで情緒と生理もまたおかしくなっている。上気と紅潮、目の充血、鳥肌、冷汗、内分泌腺の異常などがそうである。 しかし、このような身体の状態に対してなす術がない場合、言い換えると、目前の迫りくる脅威に対して、自分にそうしたチカラも能力も、また対処の仕方もない場合、そうした場合は諦めて身をまかすしかないのである。 これが俯(うつむ)く、しょげる、しゃがみ込むといった場合である。体内に噴火寸前にまで集められていたエネルギーが解消されずに、泣き叫び、わめき、怒鳴りちらし、あるいは大声で罵(ののし)ることによって解消しようともする。 |