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情緒というのが、具体的な目的と対象を意識した感情へと向かっているのである。そしてまた、そうしたことが大人になっても情緒の根底に残っていて、これがまた感情全体に大きく影響しているのである。 自分自身の生理や神経の営みとしてそれを感じるのである。自分自身の肉体内部の営みとして、またそれを通して自分の中の情緒の対象として、それを意識している。情緒が情緒を意識している。意識する事が出来たのである。 それは自分の中に自分を見ている。見ることが出来るし、避けることも出来ずに迫って来て、そうして見えてくる。そうやって自分を意識している。自分に迫って来てムリヤリ意識させるのである。自分で自分を意識している。 |