index< 日誌 < 2av表情< 24d-50緊張と解消 「精神のすがた」p7


5、定形化される自己了解。

自分の中にある怒りや恐れ、おののき、無力、あきらめ、自己放棄といったものを見ているのである。こうした幼児期の、それまで経験したことのない最初の情緒の動きから、感情の意味といったものを知ることになる。

そしてそれ以降、それが理解され、自分でも納得された感情の形式のパターンとなって行く。こうした感情のパターンでもって自分を理解もするし、また理解も出来るし、理解せざるを得ない。理解する方法としてはそれ以外に無く、そしてまた、そうした者として自分を押し通して行く。

そして、このような予め定形化されたカタチでもって、自分を理解し納得しているのである。自分としては、そうする以外にないのである。

戻る。             続く。


index< 日誌 < 2av表情< 24d-50緊張と解消 「精神のすがた」p7
2019-1009-1014