index< 日誌 < u列島< 24d-63自分たち 「強制力」p4


3、暗黙の了解。

だから誰もそれに逆らわないし、疑いを抱くこともないのである。それはあってはならないことであって、そうして始めて自分というのが、この世界の中で居場所を与えられるのである。

だからだれも表立って疑ったり、反対したり、逆らったりしないのである。出来ないのである。それはあってはならないことなのである。それはこの社会全体の暗黙の了解であり、無言の合意事項なのである。

それは自分がこの世に生まれて来たときから、そのようにシツケられて来たシキタリでありオキテであり、タブーなのである。すなわち、こうしたことこそが最も怪しい世界なのである。

戻る。             続く。


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2019-1104-1121