index< 日誌 < u列島< 24d-65自分たち 「儒教世界」p5 |
これは体力的にも経済的にも、その社会を担っている現役世代の居場所であって立場なのである。そこにしか自分の居場所がないのである。いままでそうやって生きてきたし、これからも、そうやって生きてゆくしかないのである。 これが自分の存在であって、その自意識であり、アイデンティティーなのである。それを失うことは、自分を見失うだけでなく、経済的にも社会的にも自分を生きて行けなくするのである。そしてこれが「自分たち」の絆(きずな)なのである。 従ってまた、だからこそ外から欧米の自由な価値観が流入することを何よりも恐れるのである。女子供をいつまでも自分たちの下で拘束しようとするである。これら現役世代にはそれしか無く、それ以外に何も出来ない存在なのである。それだけが取柄の人間なのである。 |