index< 日誌 < u列島< 24d-66自分たち 「肉体」p5 |
勝手にありもしないことを妄想していて、そしてそれが何かのキッカケで見間違えたり、勘違いしたり、あるいは誇大に拡張されて、それだけが見えてくるのである。自分でも気づかないまま無意識の世界で、自分が求め願うものだけが異常に拡大されて印象に残るのである。 無意識の記憶の世界でそれが蓄積されて、そしてこれが無意識の世界を作り上げて行く。現実とは、このような無意識の世界がカタチとなって現れ出てきたものなのである。そして自分でも気づかないまま何かへと誘う象徴と暗示、そしてそのサインと記号の世界が、現実の世界なのである。 |