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言い換えると、それぞれのそれ自体が、同一の環境の条件を共有しているということである。この環境の同一性がそれぞれを、それぞれとして成り立たせているのである。そうしてこれを一つの全体としてバランスしているのである。 だからそれは、この環境の外から見てみないと解らないし、理解も出来ないことなのである。それは外からでないと見えないし、見えても来ないものだからである。閉じた世界から出て行って、これを外から見て始めて、それが全体として一つのバランスされた世界であることが見えてくるのである。 個々のバラバラな出来事が、それ自体で全体としての関連性の中で理解されてくる。こうして始めて、それぞれのバラバラな出来事といったものが、それぞれにとって始めて何か意味のあるものとして知られてくる。 |