index< 日誌 < z2自意識 d無意識 < 24E-12生理の無意識・「交流」p7


3、共通の感覚。

この場合の意味とは、自己と他者との関係性のことである。そしてこれを人間関係で見ると、交流とコミュニケーションのことを言っている。こうして他者との係わりの中で、偶然でバラバラな出来事といったものが、何か意味のあるものとして生み出され、カタチづけられ、それが理解の出来るものとして知られてくるのである。

個人にとっての偶然の錯覚といったものが、他者との係わりの中で何か意味のある印象となって行く。個人的な出来事が社会的な事実となる。個人というのが客観的な現実となる。

個人的で生理的な情緒や気分に過ぎなかったものが、相手を獲得して社会的事実となり、感情となり、客観的な現実となる。それが誰にも解るし、知られもするし、理解もされる共通の感覚や感じ方、考え方となって行く。

戻る。             続く。


index< 日誌 < z2自意識 d無意識 < 24E-12生理の無意識・「交流」p7
2020-0123-0225