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身体上の何もかもが顔の両目の中心へと向かい、集中し、そしてそこから身体の各部分へと拡がり繋がってゆく。筋肉も骨格も内臓も、血液の流れも、感覚器官のすべてがそうである。 そしてまた、神経と感覚も感じ方、考え方のすべてがそうである。それは自分の中の肉体の同一性がそうなのである。自分が自分であるということを、自分が自分の肉体で確かめているのである。 肉体ではなくて自分の意志がそうなのである。そしてこの意志が両目を通して現れてきているのである。両目の中心、ほとんど眉間から身体各部へと統制され、集中し、緊張している。何もかもがすべて眉間へと向かい、並べられ、順序づけられている。そうして直接的にも間接的にも連鎖し連動している。 |