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5、リズム。

すなわち、このような感覚の生理がもたらす、高揚と沈滞といった感情と情緒の高低長短のリズムが人間を支配していて、そしてこれが人間の意識と思考の固有で特殊な形式とパターンを提供しているのである。

感覚器官も、神経組織も、そしてそれらが自分の外の世界に作用する筋肉組織も、骨格構造も、やはり前方に向かう正面配置である。

それらはすべて自分の前を向いていて、相手との交流と交渉を想定したものなのである。そしてこれが感覚の方向であり、緊張と上昇する情緒の高揚なのである。

戻る。             続く。


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2020-0123-0225