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2、自分だけの世界。

そしてこのような生理の痕跡がもたらす、象徴とイメージの果てしのない堆積の土壌の上に、それを基にして、そこから観念と妄想の世界がイメージや物語りとして繰り広げられているのである。

もちろんそれ自体は、何の制約もない閉じた自分の中の、情緒の世界なのであるが、これが自分の中で錯覚と偶然の、自分だけの観念の世界を創り上げているのである。

それは、それ自体が自分の中の無意識の世界であって、このような自分だけの気まぐれと自分勝手だけが支配する夢物語り自体が、それ自体で、自分の自意識と思考の原初の世界を生み出しているのである。

戻る。             続く。


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2020-0123-0225